エミューを飼う女性
タマゴというのは、命の象徴のひとつであると感じます。
日頃から何らかのかたちで、ニワトリのタマゴを口にしている時は、
あまり意識はしないのですが、
黄身や白身ではなく、タマゴそのものとして見てしまうと、
なんだか申し訳ないような気もします。
思えば子どもの頃、サカナやカエルのタマゴから、
稚魚が孵ることをドキドキしながら見守っていたこともありましたし、
理科の授業の一環として、ニワトリのタマゴを孵化容器を使い、
孵そうとしていた思い出もあります。
(その時は失敗してしまいましたが・・・)
元記事には、イギリスに住む女性が通販で購入した「エミュー」のタマゴを、
人工孵化させたことが掲載されています。
ニワトリを孵化させたことはあったらしいですが、
今回のエミューの孵化は、特別な感動があったようです。
彼女はエミューに名前をつけ、家族同然にかわいがっていたのですが、
通報を受けた英国王立動物虐待防止協会(RSPCA)に、
エミューを連れて行かれてしまうのでした。
一応、エミューを飼う事は法的には問題はないようでしたし、
彼女は飼い方なども入念に調べ、エミューが大きくなったら、
近所の小さな牧場に連れていく事にしていたようです。
しかしRSPCAのスタッフは、
「飼うのに十分な環境ではない」
「飼い主を性的対象として見る場合があり、攻撃的になる可能性もある」
などとしています。
確かにエミューに限らず、大型の動物を飼う事は大変なことでしょう。
大型動物自体にも十分な配慮が必要ですし、
自分や家族が危険でないようにしなければいけませんが、
近隣の住民などへもケアが必要になります。
動物はもちろん、人間のことも考慮したRSPCAの措置は、理解できますが、
我が仔を連れられていった飼い主さんの心境も理解できます。
飼い主さんとエミューが、また会えると良いなと願うばかりです。
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元記事:「エキサイトニュース」
http://www.excite.co.jp/News/world_clm/20170123/Techinsight_20170123_341644.html