ネコちゃんの尻尾の感情表現

猛暑も少し落ちついてきたせいか、
夕方になると、自宅や会社の近所でネコちゃんを見かけることがあります。
誰かをずっと待っている仔や、
近づくまでそこにいるとも気づかないほど、油断した感じで寝そべっている仔、
遊んで欲しいのか、こっちに気付くと「ニャー」と挨拶してくる仔、
などなど、いろんな仔たちがいますね。
どこかに移動中の仔もいて、そういうネコちゃんは、
人や車が通っても、我関せずといった面持ちで歩いています。
特別警戒している様子もないのですが、
こちらに興味もない感じです。
そういう仔たちは、大抵尻尾を水平に近い感じにして歩いています。
普段から気分屋なネコちゃんたちですが、
この尻尾から、ある程度感情が読み取れるそうです。

 

まずピーンと尻尾を立ててる仔は、好意を示してくれています。
走り寄って擦り寄ってくるような仔たちは、
このような尻尾をしていると思います。
知り合いの家の仔が、気まぐれに寄ってきてくれる時も、
頭から身体、身体から尻尾まで、擦り付けてきました。
ニャーンと鳴きながら来る仔もいますね。

 

座り込んだまま尻尾を前脚のほうに巻きつけている仔は、
リラックスしている状態です。
素早く動けない状態ですので、
その場所でゆっくりしようと思っているのかもしれません。
尻尾をパタパタと振っているときは、神経質になっている時のようです。
ワンちゃんは喜びを表しますが、
ネコちゃんの場合はネガティブな意味であることに注意したいですね。

 

また、寝そべったりしている仔を呼んだ時に、
尻尾の先だけ動かすことがないでしょうか?
これは尻尾だけで返事をしているそうで、
飼い主さんなど、呼んでいる人のほうには行くつもりがない時に、
このようなことをするのだそうです。

 

上記のような、様々な感情を表す尻尾ですが、
ネコちゃんにとっては、とても重要な部分でもあります。
もし尻尾を思いっきり引っ張ったり、踏んづけたりして傷つけてしまうと、
他の部位に害が及ぶこともあるそうです。
例えば、排便がうまくできなくなったり、
足の動きがおかしくなったりもするのだとか。

 

尻尾はネコちゃんだけに限らず、動物たちのかわいらしい部分の1つです。
しかし、彼らにとって、重要な部位でもあります。
触りたい気持ちもありますが、いたずらに触ったりせずに慎重に扱いましょう。

 

 

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元記事:「ペットスマイルニュース」
http://psnews.jp/cat/p/27842/