アメリカのペットフード事情

現在日本国内では、実に多様なペットフードを見ることが出来ます。
大手メーカーが作るものや、海外からの輸入物、
無添加などの健康志向のフードや手作り感のあるものまで、様々です。
その中から飼い主さんたちは、フードを選ぶのですが、
長寿や療養のための健康志向から、食いつきの良いペットが喜ぶもの、
日頃からの費用を考えて・・・といった、
飼い主さんとペットちゃんの事情に合わせた選択が出来ます。
なかにはフードは必ず手作りする、という方もいらっしゃるでしょう。

 

このフード多様化は、もちろん海外でも同じような傾向があります。
アメリカでの2017年のペットフードの販売額は、
前年から約6%増加となったそうです。
犬や猫の種類に合わせた内容のフードや、年齢に合わせたフードなど、
特化型のフードも多く見られるようになったようですね。
この販売額増加の背景には、
ペットが増えたことでの需要増加もあるかもしれませんが、
ひとつはオンラインショップの急成長があるそうです。
店舗まで行かずとも、いつものご飯や近所では手に入らないようなご飯を、
手軽に購入できるのはありがたいのではないでしょうか。
また、ペットフードのデリバリーサービスも注目を集めているようです。
なんと飼い主さんの5分の1は、デリバリーサービスを利用しているのだとか。
しかし、飼い主さんの大半は、
実店舗でのペットフード購入を続けていると言いますので、
これから先も、店舗で実物を見て買う、という流れは続いていくのでしょう。

 

フードを買うにあたって、健康を考えたものを選ぶのが大半だと思いますが、
アメリカでは過去に、ペットフードの大量リコール事件が起きています。
飼い主さんたちにとっては、大変痛ましい事件ではありましたが、
こういった経緯もあり、ペットたちの食に対する安全性の意識は、
大きく改善されたようです。
上記の事件は、まだまだ解明が進んでいるところですが、
原因として、輸入した原料が汚染されていたことが挙げられています。
そして、海外の事件ではありますが、
今後日本でも起こりうる問題でもあります。

 

市場が広がれば、必ず競争が発生し、粗悪なものも出て来ます。
安い物やサービスが必ず悪質であるとは限りませんが、
それを判断できるのは、ペットちゃんたちではなく、私たち飼い主です。
ペットちゃんのためにも自分で確認するクセをつけ、
彼らにとって安全で、私たちとって便利な食生活にしたいですね。

 

 

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元記事:「ペトこと」
https://petokoto.com/1619