ワンちゃんに塩分は不要?
ワンちゃんに人間の食べ物をあげてはいけない、とはよく聞く話です。
理由の一つとして、人間の食べ物は、塩分が多いことが挙げられます。
では、ワンちゃんには、全く塩分は必要ないのでしょうか?
そもそもなぜ塩分が必要か言うと、
細胞の電気情報を伝達する役割や、
水分の浸透圧を調整する役割を持っているからです。
塩分が不足してしまうと、倦怠感や食欲不振、
血液濃縮、筋肉痛などがみられるようになるそうです。
慢性的に塩分不足が続いた場合、下痢や嘔吐の症状もみられ、
自力で立ち上がるのが難しくなるケースもあるのだとか。
ワンちゃんが塩分不足を感じると、
1.頻繁に足の裏を舐める
2.人の手足をやたらと舐める
3.コンクリート・土・オシッコなどを舐める
4.排尿後に陰部を入念に舐める
などの行動がみられるようです。
しかし、塩分は過剰摂取にも気を付けないといけません。
ワンちゃんに推奨されている塩分摂取量の計算式は、
A.愛犬の体重(kg)×ナトリウム推奨値(50mg)=1日に必要なナトリウム量(mg)
B. Aで計算したナトリウム量(mg)×2.54÷1000=食塩相当量(g)
となっています。
これは実は、人間と同じ体重で計算してみると、
大体の塩分推奨量に大差はないのだそうです。
問題はワンちゃんがもつ感覚が塩に対して鈍いため、
適切な管理が必要という点です。
大体の市販のフードは、塩分の量も計算されていますので、
過剰に与えるような事さえなければ問題ないでしょう。
しかし、手作りフードの場合、
塩分を控えることで、塩分不足になるケースもあるようです。
栄養バランスも大切ですが、
塩分も少なすぎないよう注意が必要ですね。
塩分は、ワンちゃんにとっても決して不要な物では無いようです。
ワンちゃんの健康的な生活のためにも、
一度塩分摂取量を気にかけてみてはいかがでしょうか。
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元記事:「ペットスマイルニュース」
http://psnews.jp/dog/p/46328/