ゴリラと暮らす夫婦
ペットと一緒に暮らすと、癒やし効果があるだとか、
健康にいいのだという研究もされている昨今です。
思いやりや愛する心が育まれるという話もありますが、
そういった話とは関係なく、絆を大切に思う人もいることと思います。
種族も違い、血は繋がってなくとも、家族という絆は固いものです。
元記事には、絆で結ばれた家族の話が掲載されています。
フランスの都市リヨン郊外に暮らす
ピエール・ティヴィヨンさんと妻のエリアーヌさんは、
「トンガ受け入れの地」という動物保護施設で、
サーカスでの不当な虐待を受けた動物や
経営困難に陥った動物園の動物などを引き取り、
保護活動に当たっているそうです。
トラやライオンなど、千頭を超える様々な動物の世話を行っています。
18年前のこと、母ゴリラに捨てられた子ゴリラ、
ディジットさんを引き取ることになった時
お二人は「このゴリラを養子にしよう」と決めたのだとか。
それから18年、大きくなったディジットさんと暮らす夫妻は、
なんとあれから一度も、二人で家を空けたことはないそうです。
それはディジットさんを放っておくことが危険だからではなく、
独りになるとディジットさんが寂しがり、悲しむことが、
お二人にとっても悲しいことだからなんだそうです。
犬猫を独り部屋に残して仕事などに出ないといけない我々からしたら、
とても模範的とも言える話なのですが、
そうしなければ食べさせられないのですから、
理想と現実の違いを考えさせられます。
また、ゴリラは40~50年生きることから、
あと20~30年のうちに夫妻が先立ってしまった場合、
あとの世話はどうするのか?急に檻に入れて生活させるのか?
という、疑問を呈する人もいるようです。
我々飼い主たちと動物との間の溝は、思ったより深いのかもしれません。
しかし理想と現実をうまく結びつけ、溝を埋めるものが、
愛や絆というものなのかもしれませんね。
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元記事:「ライブドアニュース」
http://news.livedoor.com/article/detail/11919084/