愛犬とトラウマ対策
元記事では、災害時のワンちゃんへの対応について書かれています。
記事は消防隊員など、特殊な人達向けの内容ですが、
普段からの愛犬への対応について、学べる点もあります。
最初に、犬に備わる能力について説明がされています。
「犬の脳が、どのように人間の言葉や感情をとらえているか?」
という研究において、
言語の種類や方言にはとらわれずに、
人間が言葉を発している時のイントネーションと
その言葉を発するときの人間の顔の表情やアクションを理解し、
また、その組み合わせを覚えていて、飼い主の命令などに反応するのだとか。
上記のことから、災害などの非常時、
あるいは事故などで、愛犬が恐怖してしまうような時や不安な時、
対応によっては、トラウマが残ってしまうようです。
そこで、飼い主である我々は「大丈夫だよ」と優しく声を掛けながら、
撫でてあげるのが良いのだそうです。
万一、愛犬の意識がない場合でも、
声掛けや安心できるような行為が大切なようです。
人間の脳が生きている間は、
外部からの刺激(声や音、においや温度、接触など)を
すべて感じているといわれているそうですが、
犬も同じことがいえるのだとか。
犬の蘇生事例では、現場で蘇生に関わった消防士たちのにおいや
獣医、動物看護師などを覚えているらしいです。
後日、飼い主と消防署に訪れたとき、
一度も行ったことがない消防署に近づくにつれて、犬が興奮し、
消防署に到着後、車から降りると
一目散に最初に助けてくれた消防士のところに
犬が駆け寄ることが多いといわれているそうです。
トラウマと表現すると大げさな気がしますが、
愛犬たちは、日頃から怖いなとか苦手だなと感じるものがあると思います。
そういった時に、飼い主がしっかりケアすることで、
愛犬たちは、ストレスを最小限に抑えた生活が送れることでしょう。
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元記事:「リスク対策.com」
http://www.risktaisaku.com/articles/-/2016