愛犬に経験を積ませる

新年度になって、いろんなことでデビューする人も多いかと思います。
この間までハイハイしてたのに・・・という子供たちも、
4月から幼稚園や保育園で、たくさん遊んでいる事でしょう。
また、暖かくなってきたことから、
お散歩・公園デビューするお子さんもいらっしゃるかもしれません。
それは、ワンちゃんのかわいい仔犬たちにも言えることです。

 

筆者の実家にいる愛犬は、なんとも臆病な仔で、
よく会うワンちゃんにも(相手が大きい仔なのでしょうがないのですが)
引け腰で匂いを嗅ぎにいきますし、
先日初めてお会いしたワンちゃん家族にも、
私の後ろに隠れてしまう始末です。
ただ、向こうのワンちゃんも怖がっていて、
お互い飼い主の後ろに隠れているのは笑ってしまいました。
これはやはり、室内飼いゆえの経験不足が大きいのだと思います。
外部からの刺激に慣れていないため、
いろいろなことが怖いのでしょう。

 

元記事の筆者さんは、愛犬の吠える・噛みつくといった
問題行動に困っていたところ、
獣医師さんから「怖がっているため」と指摘をされ、
「最初は抱っこしたままでもいいので、
散歩させていろんなことに触れて下さい」
とアドバイスを受けたのだそうです。
そうすると、最初は他のワンちゃんに吠えまくっていたそうですが、
次第に他のワンちゃん友達も出来、鼻を鳴らして寄って行ったり、
逆に吠えてくる仔を相手にしても落ち着いているのだとか。
自宅でもお利口に過ごすことが多くなったようですね。

 

これが経験によるものなのか、散歩でのストレス発散によるものなのか、
成長して落ち着いてきたのかはわかりません。
もしかしたら、全部関係あるのかもしれません。
しかし、散歩は運動でのストレス解消以外に、
経験や社会性の構築のためにも役立つことと思います。

 

お散歩を嫌がる仔もいるでしょうけれど、
それにはそれで、別の理由があるのかもしれません。
何にせよ、運動不足はあまり良くないことでもあると思いますし、
嫌がる原因を確かめながら慣らしていく事も、
結果的には、愛犬のためになるのではないでしょうか。

 

 

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元記事:「わんちゃんホンポ」
https://wanchan.jp/osusume/detail/5505