愛犬の共感力
小さかった頃、何か悲しいことがあった時は、
愛犬に慰めてもらっていた記憶があります。
いつもは興奮気味に遊んでほしそうにする仔でしたが、
そんな時には、じっとしていた気がします。
犬など動物を飼っていた経験がある人であれば、
誰しもペットたちに慰めてもらった経験はあると思います。
普段はわがままでそっけないようなネコちゃんでも、
悲しい時や病気で辛い時は、
その様子を察して寄りそってくれたりします。
これは動物に備わっている「共感力」で、
特に犬については研究が進んでおり、相手の感情を察する能力があることが、
科学的に証明されているのだそうです。
海外の複数の大学の研究結果によれば、
ワンちゃんは相手の表情や動作から、相手の感情を判断出来るのだそうです。
これは飼い主など親しい人達に対してだけでなく、
まったくの他人に対しても同じで、
悲しい様子を見せた人間に対しては、
大半のワンちゃんが触れたり寄りそったりしたということです。
今回の研究では、悲しむフリであったため、残念ながら、
ワンちゃんが「悲しみの感情を読み取れる」
ということまでは分かっていません。
しかし、多くのワンちゃんたちが我々人間たちのことを気にかけ、
一緒に笑ったり悲しんだりしてくれるパートナーであることは、
間違いないことだと思います。
私たちも負けないように、愛犬たちのことをもっと理解してあげたいですね。
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元記事：「わんちゃんホンポ」
https://wanchan.jp/osusume/detail/6216
