ネコ嫌いからネコを守るために
筆者の母親は、伝え聞いた話によるとネコちゃんが嫌いなのだそうです。
昔、家で飼っていたときはありますが、今考えると確かに掃除は大変です。
母は子どもの頃、ネコちゃんが多い地域に住んでいたので、
その頃に何かあったのかもしれません。
ただ、近くに寄られるのも嫌という程ではないようです。
しかし、外を自由に歩くネコちゃんが多い地域だと、
ネコ害といいますか、花壇を荒らしたり、糞尿をしていったりと、
民家の庭で問題を起こすネコちゃんもおり、
そうしたことから、ネコちゃんを嫌いになる人も多いようです。
そのまま問題がこじれてしまうと、ネコちゃんが追い回され、
最悪の場合、暴力を振われるかもしれません。
そうしたネコ嫌いの方達に配慮し、
出来ればネコ嫌いになる前に対処しようとする保護猫活動もあるようです。
ネコちゃん対策として知られていることに、ペットボトルがありますが、
これは現在では、ほとんど効果がないということも聞かれます。
代わりとして、主にネコちゃんが嫌う臭いを、
彼らの通り道につけておくことが提案されているようです。
お酢を薄めたものや、米のとぎ汁の濃いもの、かんきつ類の皮や、
カレー粉などの香辛料、コーヒーの出がらしや、重曹など、
一般家庭にあるものでも十分効果があるようですね。
ただし、ネコちゃんも学習し、効果が無くなることもあるようですので、
いくつかでローテーションしたり、効果が無くなったら他のものに変えるなど、
工夫は必要になるでしょう。
ネコちゃんが嫌がるような植物も勧められています。
ハーブの種類に「ルー」と呼ばれるものがあり、
和名では「猫不寄（ねこよらず）」とも言うそうです。
タンジーやゼラニウムなども効果があるのだとか。
また、物理的に壁を作って入れないようにすることも考えられますが、
塀や植え込みなどの状況では、こちらは難しいかもしれません。
最後に対策のひとつとして、
もしネコちゃんが庭になどに入ってくるのが嫌でなければ、
ネコちゃん用の公衆トイレを作ってあげて欲しいということでした。
園芸用のブロックや柵で囲い、砂を入れておくか、
プランターなどでも代用できるようです。
ネコ好きな人が配慮して、こうしたものを用意しておけば、
少なくともネコちゃんを嫌がる人たちのところで、
排せつする事は減らせるかもしれません。
嫌がる人たちに、ネコちゃんを好いてもらうことは難しいかもしれません。
しかし、これ以上嫌いになってもらわないように、
知識を広めたり、支えたりすることは出来そうです。
地域のネコたちという考え方であれば、
ネコ好きの人たちで、積極的に助け合うことも大切ですね。
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元記事：「sippo」
https://sippolife.jp/article/2017072100002.html
