近隣のペットの夜鳴き

元記事には、他人の家のワンちゃんの夜鳴きに対して、
どのように対応すればいいのか?という話が書かれています。

 

決して、ワンちゃんに限ったことではありませんが、
隣家や上階の物音や騒音に対して、トラブルになるということは、
良く聞く話です。
これがペットに関してのトラブルになった場合、
法的には、どのような対処が出来るのでしょうか?
まず、
・マンション管理組合に相談する
・役所に相談する
・保健所に相談する
といったことが考えられるそうですが、
これらが飼い主さんに指導や注意を行ったとしても、
強制力というものは無く、効果が無い事もあるそうです。

 

そして、話し合いで解決できない時は、裁判になる場合もあります。
受忍限界というものを超えているかを証明するために、
夜鳴きの時間帯とその長さ、また飼い主さんに申し入れても
改善されなかったという履歴が必要になります。
慰謝料としては10万~30万が認められることが多いようですが、
金銭ではペットの夜鳴きへの根本的な対策にはならないですね。

 

ここは同じ飼い主として、
愛犬が夜鳴きをしないためにはどうすればいいかを考えてみましょう。
仔犬の時から、夜鳴きのクセは始まるようですが、
これは寂しさからくるものが多いようです。
ペットの寝床にクッションや布団を詰めてあげて圧迫感を出してあげることや、
ぬるめのお湯をいれたペットボトルを湯たんぽにして、
暖かさを与えてあげること、
また、時計などを置いてあげて、チクタクという音を聞かせると、
母犬の心臓の鼓動に聞こえ、安心してくれるのだとか。
ワンちゃんのなかには、飼い主に構ってもらおうと
クンクン鳴くこともあるようですが、
ここで構ってしまうと、クセになってしまいますので、
無視したり、ケージを布団などで覆ったりしましょう。

 

成犬の場合でも同じことが言えるのですが、
運動不足からのストレスが原因となることも多いようです。
どうしても散歩したり遊んであげる時間がとれないときは、
転がしておやつをとるタイプのような、
知育玩具などで気を紛らわせることもできるのだとか。

 

老犬になると、また別の問題が出て来ます。
視力や聴力などが落ち、見えづらい聞こえづらいということから、
不安に思うようになり、夜鳴きをすることもあるのだそうです。
眠る場所を飼い主さんの近くにしてあげることも効果があるようですね。
認知症や神経系の病気なども考えられます。
体力が落ちてくると散歩にいくことも少なくなりがちですが、
しっかり日の光を浴びてもらうのも大切です。
また、身体や手足をマッサージしてあげるなどして、
コミュニケーションもとりましょう。
急に夜鳴きが激しくなった場合は病気が理由かもしれませんので、
獣医師さんに相談するようにしたいですね。

 

毎日騒音で睡眠が妨害されてしまうのは、なかなかつらいものがあります。
話し合いで解決できない場合は、対処が難しくなってしまいます。
せめて、自分たちが加害者側にならないように、
日頃からしっかり愛犬をしつけていきたいですね。

 

 

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元記事:「弁護士ドットコム」
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