空港でのペットへの虐待?

近年、空港での航空会社と乗客とのトラブルというものが、
良く聞かれるようになったと思います。
会社自体の質が低下しているのかは定かではありませんが、
これもまた、SNSの発達により、
利用者の声が拡散されやすくなったからということも一員でしょう。
お隣の中国では、ペットのワンちゃんへの虐待を受けたという、
飼い主さんの声がニュースになっています。

 

日本でも、鉄道や飛行機を利用する時は、
ワンちゃんは基本的に荷物扱いです。
各社でルールは異なるかもしれませんが、
鉄道であれば、荷物としての別料金が発生したり、
ワンちゃんのためにと、指定席を購入することも禁止されていたりします。
飛行機なら、最近はペットと一緒に乗れる飛行機なんかも注目されています。
しかし、基本的に貨物エリアに乗せられることが普通で、
目的地までは、飼い主さんとワンちゃんは、しばしの別れとなるのです。

 

ニュースになっている飼い主さんは、
到着地で、愛犬を迎え入れようとしたところ、
係員から「ワンちゃんが逃げ出した」との話を聞かされ、
スタッフが愛犬を捕まえるまで、待たされることになったそうです。
「立ち入り禁止区域に入った」「ちょっと怪我をしている」など、
連絡を受けましたが、
戻ってきた愛犬を動物病院へと連れて行ったところ、身体の複数個所に、
ムチ打ちやエアガンで撃たれた痕が見つかったのだそうです。

 

新聞記者からの問い合わせに対しても空港側は、
「詳しい事はわからない」「現在調査中」とのことで、
飼い主さんも、係員の説明を裏付ける証拠がないことや、
終始高圧的な態度だったことなどで、
疑問と不満を抱いているということでした。
被害にあったワンちゃんはゴールデンレトリーバーで、
ご存知の通り、友好的でおとなしい犬種です。
しかもまだ仔犬であったということで、
ネット上では、なおさら疑問の声もあがっているようですね。

 

残念ながら、空港に限らず、飼い主さんの目が届かない所での、
ペットへの虐待や暴力行為はまだまだ多いようです。
今回の件は、本当に空港関係者の所業なのかはわかりませんが、
そんなまさか・・・ということもありますので、
信頼できる人や会社に、ペットを預けるようにしたいところですね。

 

 

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元記事:「BIGLOBEニュース」
https://news.biglobe.ne.jp/international/0529/rec_170529_1009883752.html