ネコジャラシの危険性
元記事では、ワンちゃんに対する、
ネコジャラシの危険性について書かれています。
筆者は、ネコジャラシで激しく動くと、
体に負担がかかる、などの話かなと思ったのですが、
実際は、ネコジャラシとしてしられる植物が、
ワンちゃんに思わぬ危険をもたらすという話でした。
このネコジャラシは通称であり、本来はエノコログサと言うそうです。
エノコログサとは、漢字では「狗尾草」と書き、
その名の通り、犬の尾のように見えることから、
そう呼ばれるようになりました。
いぬっころ草とも呼ばれていたのだとか。
そのネコジャラシですが、実はあの穂先の部分に問題があります。
手に取ってよく見たことがある人はご存知と思いますが、
イネ科の植物であるネコジャラシは、
穂先はひとつひとつが小さな粒になっており、
そこに硬いヒゲのようなものがついているのです。
用語では「芒(ノギ)」と呼ばれるものです。
このノギの部分が、ワンちゃんたちに問題を引き起こします。
ネコジャラシがたくさんあるような場所で遊び回った後、
ワンちゃんが身体にノギをつけてしまうことがあります。
これが痛みや炎症を起こすことがあるといいます。
目や耳、鼻や股間、さらには脇などの間接部分などに
入り込むことがあるのです。
皮膚や体内を貫通していたという症例もあることから、
あまり軽くみることは出来ませんね。
ワンちゃんでもネコちゃんでも、
外でたっぷり遊んだあとは、ブラッシングなどをしながら、
身体を怪我してないか確認してあげましょう。
また、特に指の間やワキの間など、見逃しがちな部分もチェックしましょう。
ネコジャラシに限ったことでは無く、
普段からまわりにある、一見無害そうな物でも、
動物たちには危険なものであることは、よくあることです。
自分で調べてもよいですし、
知り合いやお医者様と情報共有するのも良いでしょう。
ペットたちに対する知識を、
日頃から深めておきたいところですね。
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元記事:「わんちゃんホンポ」
https://wanchan.jp/osusume/detail/6814