ワンちゃんの歩き方
ワンちゃんの歩き方にも、いくつか種類があるのはご存知でしょうか?
歩く速度でもちろん変わりますが、
ちょっとした気持ちや体調でも、動きが違うのだそうです。
基本的な歩き方、足の運び方として、
前後左右の足をバラバラに動かす歩き方があるのですが、
その他にも動かしかたのパターンがあります。
・側対歩
右の前後の足と、左の前後の足を、それぞれ同時に出す歩き方です。
・斜対歩
対角線上の足を同時に出し、スタスタと速足で歩く歩き方です。
トロットとも呼ばれます。
・かけ足
右前足→左前足→左後足→左前足というように、
各足を順番で地面に着けて走ります。
キャンターとも呼ばれます。
・襲歩
全速力で走るときの動作です。
全身を使って力強くバネのように走り、
瞬間瞬間に、すべての足が地面から離れます。
ギャロップとも呼ばれます。
上記が基本的なものですが、
ときおり、変った動き方を見せる時があります。
側対歩のような動き方をする時は、
ワンちゃんが緊張状態である可能性があるようです。
緊張した人が歩く時に、手足が同じように動くのと似ていますね。
また、疲れている時もこのように歩くとのことで、
身体をねじる必要が無い歩き方は、疲れも少なく済むということです。
同じ様な理由で、身体のどこかが痛めているような時も、
側対歩を使います。
ただ健康なワンちゃんが多用していると、
骨格に負担がかかってしまうようです。
とぼとぼと元気が無さそうに歩く時はどうでしょうか?
他の人やワンちゃんが、向こうからやってきたりしていませんか?
これは、相手に敵意が無いことを示しているそうで、
相手から離れるように、弧を描くように動く時も、
同じように敵意が無いことをアピールしているとのことです。
お尻をこするように、前足だけで歩く時は、
お尻に違和感がある時です。
軽い痒みの時は大丈夫ですが、頻繁に強くやっているときは、
「肛門嚢炎」という病気の可能性がありますので、
獣医師さんに診てもらうようにしましょう。
ワンちゃんも、ひとつひとつ考えているわけではないでしょうけれど、
自分の感情をいろんな方法で伝えようとしてくれています。
飼い主として、それらをしっかり理解することで、
より良い関係性を築いていけるのではないでしょうか。
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元記事:「わんちゃんホンポ」
https://wanchan.jp/osusume/detail/7001