ワンちゃんの表情の変化
一般的に信じられている事でも、科学的に裏付けられていない事は多いです。
ワンちゃんを飼っている人なら、
誰しも「犬は笑顔を見せる生き物」だと信じていることでしょう。
この「表情を変える」ということを、
実験で検証してみた研究者グループがいるそうです。
ワンちゃんは、友好的な仔たちのなかから、
無作為に選ばれた仔たちに協力してもらったのだとか。
実験の方法としては、
１.エサがある室内で、知らない人が犬に注意を向けて見つめる
２.エサがある室内で、知らない人が犬に注意を向けず顔を背ける
３.エサがない室内で、知らない人が犬に注意を向けて見つめる
４.エサがない室内で、知らない人が犬に注意を向けず顔を背ける
以上の４パターンがカメラで録画され、
その様子を専用のプログラムで解析したということです。
実験の結果は、ワンちゃんは人間に見つめられた時、
表情が変化した頻繁に変化したといいます。
そのなかでも、舌を出して眉をあげる表情が多かったそうです。
また、視線を外すと表情は最低限のものになったといいます。
そして、エサがあるかどうかは関係しなかったとのこと。
ワンちゃんたちは、常日頃からいろいろな表情をしているわけではなく、
私達や家族たちのために表情を変えているようです。
そう思うと、普段の表情も一層愛らしいものに感じますね。
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元記事：「Sputnik日本」
https://jp.sputniknews.com/science/201710294230092/
