目が見えないワンちゃん

元記事では、目が見えなくなったワンちゃんと、
どのように暮らしていくのかの注意点や付き合い方が掲載されています。

 

ワンちゃんの失明の原因の病気としては、2種類が紹介されています。
ひとつは、私達人間でも患うケースがある白内障です。
犬の場合は6歳以上で多く発症するそうで、
先天性や若年性のものもあるといいます。
しかし、犬種によっては遺伝のものも多いのだそうです。
挙げられている犬種としては、
・ゴールデンレトリーバー
・ラブラドールレトリバー
・ジャーマンシェパード
・トイプードル
・スタンダードプードル
・ミニチュアシュナウザー
・ボストンテリア
などが該当するようですね。
糖尿病などの他の病気や怪我が元で、白内障となることもあるようです。
最初は、瞳に光が当たった時に白く光る程度なものが、
白い濁りが常に見えるようになってくるそうで、
物などにぶつかったりつまずいたり、
壁伝いに歩いたりする症状がみられるようになります。
目が見えなくなると、不安が増え、夜鳴きや知ってる人でも吠えたりと、
攻撃的になったり警戒心が強くなったりするようです。
手術で治療できることもあるようですね。

 

もうひとつは遺伝性の病気で、
進行性網膜萎縮症(しんこうせいもうまくいしゅくしょう)
というものがあるそうです。
発症しやすい仔の種類として挙げられているのは、
・ラブラドールレトリバー
・ミニチュアプードル
・シェルティ
・アイリッシュセッター
などということです。
症状としては、暗くなると見えづらいなってくるため、
夕方の散歩などで不安そうな振る舞いをするそうです。
物にぶつかることやつまづくこともあり、
最終的には、完全に見えなくなってしまうそうです。
悲しいことに治療法はないため、
ワンちゃんのケアをしながら生活していかなければいけません。

 

もし失明してしまった時は、
ワンちゃんの生活する空間に、危険なものを置かないようにし、
ぶつからないようにすることや、家具や扉のカドなどは、
怪我をしないようにクッションをつけるなど、工夫が必要になります。
段差も出来るだけ無くしてあげたいですね。
そして、トイレやベッドなど、
いつも使うものの位置は変更しないようにしましょう。
見えないことは、ワンちゃんにとっても大変怖いことです。
急に近づいたり大きな音や声を出すと、びっくりしてしまいます。
とくに小さなお子さんなどには注意したいところです。
散歩に出る際は、人や車の通りが少なく静かな所で、
障害物や段差などが少ない所が望ましいです。
段差がある時は「気をつけてね」など声をかけてやり、
「待て」などの基本的なコマンドも覚えさせておくといいようです。
散歩の時だけではなく、声をかけてあげる、さわってあげるなど、
視覚以外のところでコミュニケーションをとる必要があります。
日向ぼっこやマッサージなど、愛犬が喜ぶことをしてあげましょう。

 

目が見えないワンちゃんのケアは、想像以上に大変なものがあるようです。
もし、そうなってしまった時は、愛犬のために出来ることをしてあげて、
見えないことがつらいことにならないよう、
楽しく生活出来るように、工夫が必要になりますね。

 

 

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元記事:「わんちゃんホンポ」
https://wanchan.jp/osusume/detail/7139