ペットのカウンセラー
獣医というカテゴリ分けをしていいのかはわかりませんが、
なんでも「伴侶動物行動カウンセラー」（CABC）
と呼ばれる専門家がいるそうです。
ワンちゃんなんかは、実は心を患うことがあることが知られています。
分離不安などが有名ですが、うつなどにもかかるとも言われており、
そしてそれが問題行動につながったりすることもあり、
適切なしつけなどのコミュニケーションが大切になってきます。
トレーナーの方の分野になるような気もしますが、
CABCの仕事は、専門的な知識と技術からの見解に基づき、
行動や症状を診断、改善に当たるということです。
英国では多くのCABCが活躍していますが、
日本はまだまだ認知が進んでおらず、
専門的に学ぶための場がないのが実情のようです。
しかし、近年になって、CABCのこうした知識と技術を、
日本に持ち帰り、広めていく動きも出てきました。
獣医などでなくても、保護活動に取り組む方々も、
問題行動の治療や予防に役立てようと、学び始めるケースもあるようですね。
問題行動が改善されないと、
やはり家族として迎えられることが難しいこともあるようです。
すでにペットとして迎えられている仔や、
何らかの理由で保護され、これから新しい家族と出会うに仔も、
楽しく暮らしていけるように、役立てて行ければ良いですね。
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元記事：「静岡新聞アットエス」
http://www.at-s.com/news/article/topics/shizuoka/442208.html
