空前のペットブームの裏側

本日ニュースに出ていた記事をまとめてみました。

現在はペットを家族の一員として最後まで面倒を見る方が大多数と思いきや、       殺処分される犬猫は年間12万頭もいることを、みなさんはご存知でしたでしょうか?

現在の日本国内では約1千万頭の犬が飼われているということですが、これは14歳以下の人間の数よりも多いということです。

一方、環境省が発表している平成25年度の統計では犬が約2万8千頭、猫が9万9千頭もの命が殺処分されているそうです。

少しでも動物に関心がある方なら「殺処分」される仔が多くいることはご存知かもしれませんが、実際数字を知っていた方はどのくらいいらっしゃるでしょうか?                いまだ、約3万頭の仔達の命が奪われていっているのです。                  同じ命なのに残念で仕方がありません。

殺処分と聞くと「安楽死」を想像される方がほとんどだと思いますが、自治体で行われている現実ではコスト面で安価な二酸化炭素によって「窒息死」させているということです。   一部では薬剤投与を行っている自治体もあるそうなのですが、                 いずれにしてもなんとかわいそうなことをするのでしょうか。

最近ではこのような悲しい現実から少しでも救いの手を差し伸べることができないかと、 各地で「譲渡会」が開催されています。                                福岡での開催を知るには「http://www.pet-home.jp/hukuoka/」                 これからペットを飼おうと考えている方は譲渡会での検討も考えてほしいと思います。

ペットショップなどで販売されている仔達は1歳未満が多いと感じたことがないでしょうか?飼い主が見つからない場合はブリーダーに譲渡するか保健所に引き取ってもらうのが一般的だそうです。すべてがペットショップだけのせいではありませんが、そういう仔達の結果が前述の数字の一因になっているとも言われています。

最近では殺処分ゼロを目指す機運が高まっていることもあり、殺処分の頭数は減少傾向にあるといわれています。しかし、ドイツでは殺処分がゼロだということを考えれば日本の取り組みはまだまだ遅れてると言われても仕方がありません。                     近い将来にはペットを飼う家庭には登録制、税金を課すという話も現実身帯びてきます。   (私自身は税金を課すことは賛成ではありますが)

人間と動物が仲良く共生できる社会にするために、人間の我儘によって処分される命がゼロになるよう、私たちひとりひとりが真剣に考えなくてはならない時期が来ているのではないかと思いました。

どうか、今まで殺処分された仔達が天国で仲良く遊びまわってくれていることを願うばかりです。

ペットライフサポートでは大切なお仔様の旅立ちを心を込めてお手伝いいたします。

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