依存と愛情の違い
愛犬から愛されていると感じますか?
ワンちゃんの愛情表現は多様ですが、大好きな飼い主さんにする行動として、
・常に飼い主と一緒に居たがる
・ヤキモチを妬く
・飼い主の様子をよく観察している
・留守番のときにイタズラをする
などが挙げられるようです。
常に飼い主さんと一緒に居ようと、
どこにでもついてくる仔もいますし、
ぬいぐるみやスマートフォンにヤキモチを焼く仔もいるそうです。
ワンちゃんは飼い主さんがやっていることに、目を光らせています。
そして、飼い主さんがいないとイライラを感じてしまい、
いろんなイタズラをして発散させたりするようです。
これらは実は依存の症状にも同じことが言えます。
飼い主さんが大好きすぎて、
飼い主さんがいないことにストレスを感じてしまうと、
依存の病気になってしまうかもしれません。
それが「分離不安症」です。
パニックを起こしたり、物を壊したり、粗相をしたり、
大声で吠えたり、食欲がなくなったり、自分の足を舐め続けたり、
下痢や嘔吐の症状がでることもあります。
それ以外にも症状はありますが、犬によって様々だそうです。
分離不安症の治療には、長い時間がかかりますので、
日頃から依存しすぎないような対策が重要です。
日頃から適度な距離感を保つようにして、
依存しすぎないようにしていく必要があります。
毎日、甘やかしすぎることや構いすぎることを続けると、
ワンちゃんは依存しやすくなっていきます。
そこで、一緒にいない時間を作っていくのが対策となります。
すでに少し離れただけで不安がるようでしたら、
別々の部屋にいることを1日5分から始めて、
10分、15分と少しずつ時間を延ばしていきましょう。
徐々に、飼い主さんと一緒に居なくても、
不安を感じにくくなっていきます。
飼い主さんも愛犬のことを大好きでしょうから、
意図的に一緒にいない時間を作るのはかわいそうに感じますが、
愛情と依存は別であることをしっかり意識しましょう。
そのかわり、一緒にいる時間には、
一緒に楽しんでコミュニケーションをとることを大切にしたいですね。
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元記事:「わんちゃんホンポ」
https://wanchan.jp/osusume/detail/14046