ペットシッターの仕事
ペットを残して、仕事での出張や旅行での外泊となると、
飼い主さんたちの選択肢として挙げられるのは、
家族や知人に世話を任せることや、ペットホテルの利用でしょう。
また最近では、ペットシッターを利用する方も増えているようです。
ペットシッターの仕事は多岐にわたります。
ペットにご飯やお水を与えたり、トイレの掃除、
犬であれば散歩することはもちろんなのですが、
ブラッシングやペットとの遊び、必要であれば薬の投与などです。
依頼先によると思いますが、手紙や新聞などを郵便受けから出したり、
部屋の掃除をしたりすることも含まれる場合があるようです。
ペットの様子を電話やメール、動画で報告したり、
ペットの簡単な訓練なども行ってくれたりもします。
ペットシッターさんがペットの世話を行っている時に、
なんらかの不調に気づいた場合は、
動物病院へ連れて行ってくれたりもするようです。
その場合に備えて、事前に必要な情報を、
シッターさんに伝えておく必要があるでしょう。
簡単そうに感じるペットシッターさんの仕事は、実は複雑なようです。
動物のケアに携わったこと、行動に対する知識が必要であり、
動物に関する仕事の経験があることが望ましいでしょう。
飼い主さんからしても、シッターさんにはいろいろな条件を期待します。
1.飼い主の自宅の鍵を預かるので、まずは信用・信頼できる人。
2.飼い主の帰宅が急に遅くなる場合もありうるので、
柔軟にニーズに対応できる人。
3.ペットの性格や行動に合わせて、忍耐強く穏やかに接することができる人。
4.ペットの気持ちを敏感に感じ取ることができる人。
5.豊富な経験を有していて、適切に判断できる人。
6.飼い主の求める要求を常に真摯に実行できる人。
7.ペットシッターがやむを得ない理由で時間に遅れる場合、
事前に連絡するとともに、普段からコミュニケーションを大切にする人。
8.ペットの取り扱いに伴う保証に関して、
事前の取り決めを提案してくるような人。
9.真の愛をもってペットに接することができる人。
10.飼い主のペットと相性の良い人。
条件を挙げればきりがないかもしれませんが、
大切な家族であるペットを任せるのですから、
いくら用心してもしすぎではないのではないでしょうか。
ペットの高齢化も始まっていますので、
これから先ペットの介護職も増えていくでしょう。
もっと気軽にシッターさんに依頼できるようになれば、
私達飼い主としても、ありがたいことだと思います。
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元記事:「zakzak」
https://www.zakzak.co.jp/lif/news/190301/lif1903010004-n1.html