ネコちゃんも育児放棄をする
父親・母親が育児放棄をしている、などという事件は、
昔から聞くことがある話ですが、
最近でも一定の数は、そういった問題があるようです。
育児放棄の内容としては、
食事や水分を与えないことや、お風呂に入れない、
おむつの交換や、着替えをさせないことなどが挙げられ、
近年はネグレクトとも呼ばれます。
このネグレクトは、動物にも同じ行動が見られ、
なんとネコちゃんなんかでも、育児放棄してしまうことがあるようです。
何故、仔猫を育てることをやめてしまうのでしょうか?
ネコちゃんの育児放棄には、いくつか理由があるようです。
ひとつは初めての出産で、育児に戸惑ってしまうから、
という、人間などでも見られるような理由があります。
そして子育てをしないネコちゃんに業を煮やして、
飼い主さんが手助けをすると、これ幸いとばかりに、
育児をまかせっきりにしてしまうのだとか。
また、酷い話ですが、仔猫が不健康であることを理由に、
見捨ててしまうことが、一番多い原因として挙げられています。。
猫は基本的に単独で暮らすいきものですので、
野生のころの名残として、自分の力で生きられないような仔を、
見捨ててしまうのですね。
そして、人間の臭いがついてしまった仔も、
育児をしなくなることが多いようです。
人間の臭いによって、我が仔という認識が薄れてしまうのだといいます。
育児をしなくなったら私達が手助けをする必要がありますが、
やはり親猫に育ててもらうのが理想です。
暗くて外からの目を気にする必要が無い、またはひと気が少ない場所に、
ダンボールなどで場所を作ってあげて、
落ちつける空間で育児出来るようにしてあげるのも良いでしょう。
それでももし、親猫が仔猫を育てないのでしたら、
我々で育児をする必要があります。
仔猫用のミルクをスポイトや哺乳瓶で与え、
排せつをするように湿らせたガーゼなどでお尻を叩いてあげたり、
寒くならないように、タオルなどでくるんであげたりも必要です。
小さいうちは、これを短い時間の間に、
何度も休みなくやることになるので、やはり育児は大変ですね。
私たち人間の間では、ネグレクトなどに代表される家庭内の問題は、
なかなか他人が干渉できないこともやっかいです。
ただ幸いなことに、ネコちゃんが育児放棄したとしても、
私たち人間だけは、彼らの仔猫を救うことが出来ます。
自然の摂理という考え方もあるかもしれませんが、
助かるだろういのちを助けることも、
飼い主としての役割のひとつではないでしょうか。
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元記事:「ねこちゃんホンポ」
https://necochan.jp/cat/article/1435