ネコちゃんのダイエット

ネコちゃんたちの写真を見ていると、
本当に丸々ふっくらした仔もいたりします。
大抵、毛並みの関係で大きく見えるものですけれど、
どうも太っている仔もいるようです。
外猫ではあまり見かけないですし、
完全室内飼いで運動不足な仔に、肥満の傾向がみられるようです。
ただ、どんなにかわいい見た目でも、肥満の状態は健康的ではなく、
内臓や骨格など、様々な部分に負担がかかっている状態です。
ネコちゃんの長生きのためにも、是非ダイエットを考えましょう。

 

まず何をもって理想体重とするのか?ですが、
本来、その仔の1歳の時の体重が理想体重になるのだそうです。
そして、理想体重の120%以上の体重があると、肥満と判断されるそうです。
1歳の時の体重なんて覚えてない!という飼い主さんも、
いらっしゃるでしょうし、大型のネコちゃんだと、
1歳を過ぎても成長する仔もいたりしますので、
獣医師さんに相談して、理想体重を模索することも必要かもしれませんね。

 

ダイエットといえばご飯を減らす事と運動する事です。
普段から適切な量を与えて、適切な運動をしていれば、
肥満になるはずはないですよね?
適切なカロリー量として、
「現在のネコちゃんの体重×70~80kcal」が計算式なのだそうです。
また、ダイエットが必要な仔は、
「理想体重×35~40kcal」が望ましいようですね。
量が減るとお腹が減って、ネコちゃんもイライラするかもしれません。
催促のために、ニャーニャーと鳴いたりもするでしょう。
これの対策としては、
・小分けにして回数を増やすこと
・決まった時間に与えること
・早食いをさせないこと
・ダイエットフードを与えること
が挙げられています。

 

小分けにして与える回数を増やすことで、
満腹感や満足感を与えることの他に、「食餌性熱効果」という、
フードの消化にもエネルギーを使うことも知られています。
また、決まった時間に与えれば、
ネコちゃんがお腹が空いたからとおねだりしたり、
変ないたずらをしたりすることも防げるのです。
早食いをさせないことも重要です。
私たち人間でも、ゆっくり食べることで、
より満腹感を得られるという話は聞きますが、
その他にも、早食いで喉を詰まらせたり、
誤って異物を口にしたりすることを防げるのだそうです。
そのために、食器を突起がついているようなものなど、
食べにくいものにするのも効果的なようですね。
肝心のフードの中身も、出来ればダイエット用のものを与えましょう。
不足しがちになるタンパク質が豊富に含まれていれば、
食事の量が減ったとしても、体調を崩すことも防げるでしょう。

 

運動も、一般的なヒモの先におもちゃがついている玩具や、
キャットタワーなど高所への昇り降り、
ダンボールなどのトンネルなど、興味を引くものを用意したいですね。
ただ、遊ぶのがあまり好きじゃなかったり、得意じゃなかったりすることから、
肥満になってしまっているかもしれませんので、
何が好きか、どのように遊ぶのが好きかは、常々調べておくようにしたいです。

 

ネコちゃんに限らず、ペットたちにとっても、肥満は健康の大敵です。
私たち飼い主も、普段は挫折しがちなダイエットですが、
大好きなペットたちと一緒になら頑張れるかもしれませんね。

 

 

福岡 ペット火葬、ペット葬儀、ペット霊園のご依頼はペットライフサポートへ
ご依頼ください。
福岡市内(中央区・博多区・南区・早良区・城南区・西区・東区)
福岡市近郊(那珂川町・春日市・大野城市・太宰府市)
その他の福岡県内にも、ご対応致しております。

 

******
元記事:「ペットスマイルニュース」
http://psnews.jp/cat/p/36844/