ペットへの療法食

毎日、いろんな飼い主様がペットのご葬儀にみえられますが、
中には、長い間ペットちゃんと闘病生活を続けました、
という方もいらっしゃいます。
日頃の看病、介護も大変なことなのですが、
弱っているペットちゃんを見続けることは、とても苦しいことでしょう。
薬や注射が必要なことがあると、
ペットちゃんにとって大きな負担になりますが、
中には日頃からのフードを変えることで、
病気からの快復をサポートしていくやりかたもあります。

 

病気の治療目的の特別な食事を与え、栄養管理をするためのフードを
「療法食」といいます。
通常のフードと大きく違うのは、栄養成分が意図的に調整されていますので、
特定の病気に対しての治療のために与えるという点です。
ですので、病状や薬の種類や量にあわせて与える必要があり、
注意することとして、
獣医師さんの診断から、最適な療法食をアドバイスしてもらい、
定期的な診断をうけたうえで、見直しを行っていくことが大切です。
そして、飼い主さんが食事管理をしっかり行いましょう。
総合栄養食と違い、栄養素がまんべんなく含まれているわけではないので、
健康なペットたちに与えないようにしましょう。
私たちがお医者様にかかる時も一緒ですが、
指示・指導を無視して、勝手に与え方を変えたり、
与えるのを止めたりすることはやめましょう。
もし療法食をペットちゃんが食べてくれない場合は、
通常のフードに少しずつ混ぜていき、切り替えていく方法や、
今までのものと並べて用意してあげて、
療法食を食べ始めたら、徐々に通常のフードを減らしていく、
という方法が良いそうです。
療法食に限らず、いつものフード以外は食いつきが悪い仔もいますので、
そういったときは、ドライをウェットフードに変えるような工夫や、
風味自体を変えてみること。
あまりジロジロみないようにするか、
落ちついて食べれる環境を用意することなどが挙げられます。
切り替えかたについても、獣医師さんの指導がある場合は、
それに従うようにします。

 

医食同源という言葉もあるように、
私たち飼い主にとっても、ペットちゃんにとっても、
食事はとても大切なものです。
しっかりと獣医師さんとのコミュニケーションをとり、
ペットちゃんの病気を治していきたいですね。

 

 

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元記事:「ペットスマイルニュース」
http://psnews.jp/cat/p/36752/