おもちゃを振り回して遊ぶワンちゃん

ワンちゃんが、おもちゃを咥えたまま
振り回しているところを見たことがありますか?
最初は楽しそうにしていても、途中から激しくなってきて、
最終的に、床にたたきつけたり、唸り声をあげたりすることがあります。
この行動は、犬種などに限らず、どの仔でも見せることがあるそうです。
一体どのような理由があるのでしょうか。

 

第一に、ワンちゃんたちが狩りをして暮らしていた頃の、
狩猟本能のなごりであるそうです。
獲物にかみついていたように、おもちゃに噛みつき、
興奮してくると振り回すのだといいます。
ただ、あくまで狩りの真似事として遊んでいるのだそうです。

 

また、ストレスの発散ということも考えられます。
ただ遊ぶだけでなく、しつこく噛みついて壊したりするようであれば、
ストレスが溜まっているのでしょう。
上手に遊んでストレス発散の役に立っているのであればいいのですが、
無駄吠えや家具などの破壊行動などが伴っているのであれば、
分離不安の症状かもしれません。

 

一見、暴れているようにも見える遊び方なので、心配になりますが、
振り回したりうなったりすること自体は、悪い事ではありません。
ワンちゃんの本能からの遊びですので、
逆に無理にやめさせるほうが、エネルギーを発散出来なくなり、
別の問題行動を起こす可能性もあります。
上手くおもちゃを使って遊んであげれば、コミュニケーションにもなります。

 

おもちゃを選ぶ際は、誤って飲み込めないくらいの大きさのもので、
遊んでいるうちにすぐに壊れたりしないような、
犬用の丈夫なものが良いでしょう。
ワンちゃんが満足するまで遊ぶのも良いですが、
飽きる前にやめさせることで、毎回飽きることなく楽しんでくれるでしょう。

 

おもちゃを与える時は、当然噛んで良いものだけにしますが、
小さい仔犬のころからしっかりしつけて、
ワンちゃんの大事なものを口から離す練習をしておくのが望ましいです。
引っ張り遊び等をしている時に、「アウト」「離せ」など指示を出し、
引っ張っていた手を動かないようにします。
ワンちゃんは反応が無くなったのに気付くと離しますので、
良く褒めてあげて、また遊びを再開します。
応用で、ごはんの時もアウトが出来るようになると、
ごはん中に近づかれたりしても、怒ったりしなくなるようです。

 

ワンちゃんに限らず、ペットのストレスは病気にも繋がるものです。
日頃から上手にコントロールしてあげて、
楽しく生活出来るようにしてあげたいものですね。

 

 

福岡 ペット火葬、ペット葬儀、ペット霊園のご依頼はペットライフサポートへ
ご依頼ください。
福岡市内(中央区・博多区・南区・早良区・城南区・西区・東区)
福岡市近郊(那珂川市・春日市・大野城市・太宰府市)
その他の福岡県内にも、ご対応致しております。

 

******
元記事:「ペットスマイルニュース」
http://psnews.jp/dog/p/43299/