カメと感染症
「Aging Style」
http://www.agingstyle.com/2016/06/14001152.html
まだ梅雨が終わらず憂鬱な時期ですが、
もうすぐ夏らしい夏という季節になるかと思います。
夏と言えば、山や海といった楽しみもあります。
しかし、多くの子どもたちが楽しみにしていることの1つに、
打ち上げ花火とお祭りの縁日が挙げられるのではないでしょうか?
夜に出歩くこと自体、子供たちにとっては興奮することですし、
きれいな花火、立ち並ぶ出店など、普段と違った世界を感じる事と思います。
筆者も、出店で親にいろんなものをねだったものでした。
私は、当時犬を飼っていたせいか、興味の対象ではなかったのですが、
金魚すくいや亀すくいといった出店もありました。
この亀すくい、今もあるのかはわかりませんが、
縁日で手に入れてペットとして飼い始めたという人も
大勢いらっしゃることと思います。
通称ミドリガメと呼ばれるカメですが、これは輸入された外来種です。
全国的に野生化しており、推定約800万匹生息しているとの調査結果が
2016年4月22日に発表されました。
全てがそうではないと思いますが、ペットとして飼っていたものが
飼えなくなり、野生に離したというものが原因の一つでしょう。
縁日で見るような小型で可愛らしい姿からすると、
ミドリガメは約30cmほどに大型化するので、大切に飼っていても
逃がしてしまう人もいるのではないでしょうか。
そんなカメを始め、爬虫類全般に言えるようですが、
サルモネラ菌に感染していることが多いのだそうです。
野生のカメに触った際はもちろん、飼育している個体でも、
台所などで水の交換はしないことや、
ゴム手袋を装着してケースを塩素系漂白剤で消毒する、
カメに触れた場合は手を洗う、カメを室内に徘徊させない、
などの予防をしっかりする必要があります。
動物由来の感染症ではなくても、食中毒なども怖い季節です。
しっかり予防をして、しっかり食べて、
これからの暑い夏に備えましょう。
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