中国でのペット産業
元記事では、お隣の中国におけるペット産業について掲載されています。
今、中国ではペット産業が急成長をみせているのだそうです。
ペットに対して、家族同然・息子娘同然という愛情をかける人は、
日本や世界にもたくさんいると思いますが、
中国でもそのような人が増えており、
喜んで飼い犬に大金を使うというケースも多いのだとか。
ペットを大切にすることは、様々な国で見られることですが、
中国の場合、他の国と少し背景が違います。
かつて中国では、ペットを飼うことは富裕層のすることとして、
禁止されていた過去があります。
また、犬肉を食べる祭りなどが行われている地域もあり、
そういったことを踏まえて考えると、
最近のペット熱の広がりは驚くべきことのようです。
特に若者のあいだでペットを飼うことが増えているようですので、
過去にとらわれない人が増えたということでしょう。
ペットブームが起こっているの理由として、
中国でも少子高齢化が進んでいることが挙げられています。
子供が成人し、家を出た後の親たちや、
独立した子供たちが、心の支えとしてペットを迎え入れるといいます。
そして家族の一員であるペットたちに、
多額の費用を払ってでも、大切にしたいと考えるようですね。
中国のペット産業は、なんでも毎年２０％ほども急成長しているのだとか。
海外のペットフードメーカーを買収する企業が出てきたり、
逆に海外の企業が、中国の市場に目をつけ、参入しているという現状です。
飼い主たちは、質の良いサービスを求めており、
まだまだ需要は大きくなりそうです。
こうしたペットブームは、
10年ほど前では考えられなかったことだといいます。
特に若い世代は、ペットのためにはいくら払っても良い、
という価値観を持っているそうです。
日本と比べると少し熱狂的過ぎる気もしますが、
仕事から帰るとペットたちが待ってくれているというのは、
非常に大きな心の支えになることでしょう。
これから解決しなければならない課題も多く出てくるでしょうけれど、
ペットたちが大切にされる国になると良いなと思います。
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元記事：「REUTERS」
https://jp.reuters.com/article/china-pet-business-analysis-idJPKBN1ET0C4
