セキセイインコの産卵

「朝日新聞デジタル&M」
http://www.asahi.com/and_M/living/SDI2016050656981.html
“ペットお悩み相談”の記事には、以下のような相談が寄せられています。

 

「去年の6月に飼い始めた手乗りのセキセイインコが卵を産みました。
1週間くらいの間に5個です。卵を抱く様子はありません。
どうしたらいいのでしょうか。今はまだそのままにしてあります」

産卵は、成熟の証ということですが、身体的な負担は大きいものなので、
対応を間違えないように注意が必要とのことです。

 

まず、鳥は1回の産卵で産む卵の数が決まっているそうです。
セキセイインコだと大体4~7個というところで、
決まった間隔で1個ずつ産んでいきます。
ここで注意すべきなのが、産卵の期間中に卵を取り除いてしまうと、
卵を産み足そうとする習性があるので身体にさらに負担をかけてしまいます。
ですので、鳥に卵の存在を見せておく必要があるのだそうです。

 

また、産卵してすぐに卵を抱くとは限らず、
しばらくは卵は親鳥任せでいいようです。
セキセイインコの抱卵期間は約18日で、抱卵するにせよしないにせよ、
孵化する日数までは卵はそのままにしておくそうです。
この日数を過ぎてから、卵も箱を取り除くのですが、
なかにはこの日数を超えて抱卵を続ける個体もいるようで、
その場合、強制的に撤去して構わないとのこと。
これは、抱卵にも体力を使うので、なるべくその負担を減らしたいからです。

 

産卵から抱卵にいたる期間は非常に体力を消耗しますので、
餌にも気を使う必要があります。
まず、卵の殻を作るためにカルシウムを大量に消費しますから
ボレー粉やイカの甲などのカルシウム源となるものは不可欠です。
ビタミンやミネラルを補給するためにも、青菜も欠かせません。
市販の栄養サプリメントを併用するのも良いようですね。

 

出産は鳥類に限らず、ペットにとっても一大イベントであり、
身体に負担がかかるのは皆一緒でしょう。
あらかじめ専門家の意見を取り入れ、ペットをサポートしてあげましょう。

 

 

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