老犬の為の老犬ホーム

日本人の高齢化問題は叫ばれて久しいですが、
ペットのあいだでも高齢化問題は起きています。
元記事で紹介されているのは、京都府にある老犬ホームです。

 

記事の時点では64頭ものワンちゃんを預かっている施設ですが、
運営は決して楽ではないそうです。
預かっているワンちゃんの平均年齢は、14歳。
人間で言えば80歳前後ということになります。
当然、身体が弱っている仔もいれば、
自立困難なワンちゃんから、
認知症による昼夜逆転や無駄吠え、
白内障の仔ならば、歩き回るのも大変です。
24時間のきめ細やかな介護を、たった3人のスタッフで行っているのだそうです。

 

預り料は犬種や大きさによって違うものの、1月約3万円。
他にも全国からの寄付金で運営されているといいます。
ワンちゃんの世話に、月3万円は高いと感じる方もいらっしゃるでしょう。
飼い主さんでもトイレや食事の世話などは出来るかもしれませんが、
老犬ホームであれば、愛犬もストレス少なく、快適に過ごすことが出来ます。

 

スタッフの方は「預ける飼い主さんが無責任というわけではない」と言い、
「今後、老犬のひとつの選択肢となっていければ」といいます。
愛犬とどのように接していくか、どうするのが一番お互いの為なのか。
老犬ホームの担う役割は、今後も大きくなっていきそうです。

 

 

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元記事:「livedoorNEWS」
https://news.livedoor.com/article/detail/16172445/