一風変わったペット?

aiboが復活するというニュースには、先日のブログ記事で触れました。
初代aiboのあとにも、おもちゃとして、本格的な機械のペットとして、
様々な形の人工ペットが作られています。
元記事では、それよりもさらに変わったペットが紹介されています。

 

小学校の頃に、レモンなどに金属板をを差し込むことで、
電気を生み出すという実験をやったことがある方もいらっしゃるでしょう。
微弱ながらも生み出される電気を見て、
科学に興味を持つ子供たちもいるかと思います。
簡単に仕組みをご説明すると、
レモンにささったアルミニウムは、レモンの中に溶けだし、
残されたマイナスの電気を帯びた電子は、銅板の方に流れていきます。
その時の移動が電気の流れなのだそうです。
銅板に流れた電子は、今度はレモンのなかの水素イオンと結合することで、
水素ガスとなります。

 

これは何もレモンでなければいけないわけではありません。
レモン果汁は乾電池の中の電解液と同じ働きをするのですが、
つまり、「電解液と同じ働き」が出来るものであれば、
電気を生み出すことが出来るはずです。
元記事の動画では、なんとジャガイモを発電に使ったばかりか、
車輪やモーター、基盤と組み合わせ、
まるでペットのように動き回るように改造しています。

 

通常の車輪だと、前方向にしか進めないのですが、
Pontusと名付けられたそのジャガイモは、
前後左右に動きまわることが出来るようです。
自分で日光に当たりに行ったり、
飼い主?さんの後ろをついて行ったりと、まるで本当のペットのよう。
ただ、欠点として、
動く方向はどうやらランダムのようで、高い所から落ちしまうことも。
そしてもうひとつの欠点は、
一回動くのに15分ほどの充電時間がかかり、
その一回で動く距離は、15cmくらいなのだそうです。
一日で動ける距離は7.5mほどなのだとか。

 

動画は、自らオーブンの中に入って行くPontusが、
こんがり焼かれて終わっています。
もちろん、その様子はただの創作なのですが、
発電に使われたジャガイモは、
亜鉛イオンが含まれることになり、食べることは有害なのだそうです。
もし、ジャガイモをペットにするために、金属板を差し込むことがあっても、
電力を生み出すことが出来なくなったあとは、
食べる以外の方法で、弔ってあげるようにしましょう。

 

 

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元記事:「ギズモード・ジャパン」
https://www.gizmodo.jp/2017/06/guy-builds-a-self-powered-driving-potato.html