トリミングの大切さ
ワンちゃんのトリミングというと、
うちの仔が体中丸刈りにされている状態を思い浮かべてしまいますが、
それより前だと、イメージとしてはトイプードルでした。
全身モコモコでもかわいいものの、
手足に丸く刈り残された毛は、プードルの象徴ともいえるでしょう。
しかし実際は、どんなワンちゃんでも、
ある程度はトリミングのお世話になっているものです。
一体トリミングは、どんな意味があるのでしょうか?
ワンちゃんも毛が伸びすぎると、清潔さが保ちづらくなります。
余分な皮脂によるベタつきや臭いであったり、
被毛同士が絡まり毛玉になることで、
ワンちゃん自身の快適さに影響が出てしまいます。
皮膚の状態を清潔に保つことや、ノミ・ダニなどの予防、
分娩や授乳の際に邪魔にならないようにも、カットする意味があるようです。
また、足の指の間から、毛がはみ出している状態だと、
フローリングで滑ってしまったりすることがあります。
爪切りも含めて、足先にも気をつけておきたいです。
他にも、耳や肛門腺あたりもケアが必要です。
毛は長くなり過ぎないように、適度にカットすることで、
ワンちゃんが快適に衛生的に過ごせるようになります。
トリミングを利用することで、
あちこちのケアをしてくれることと思いますが、
慣れ親しんだトリマーさんにお願いすれば、
他にも普段と変わった部分、例えば皮膚の状態などの病気の兆候も、
見つけてくれるかもしれません。
良いトリマーさんと出会うことも、良い獣医師さんと出会うことと同じく、
気を使いたいところです。
長毛種だと、毛がフサフサの仔はとてもかわいらしいのですが、
ばっちりトリミングしてもらえば、それもまたかわいらしいものです。
ペットたちが健康に過ごせるようにも、
しっかりとしたトリミングをお願いするようにしたいですね。
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元記事:「産経ニュース」
http://www.sankei.com/life/news/170623/lif1706230023-n1.html